薬局の被害事例に学ぶランサムウェア対策~個別指導&立入検査でも必要な準備とは?~

近年、国内外でランサムウェアによるサイバー攻撃が相次いでいます。特に、医療機関や薬局、物流関連企業が標的とされるケースが増加しており、深刻な影響を及ぼしています。
ある大手調剤薬局グループでは、2021年に国際的なハッカー集団による攻撃を受け、社内文書がダークウェブ上に流出したことが明らかになりました。このハッカー集団は、身代金を要求するサイバー攻撃を仕掛けることで知られ、期限内に支払いが行われなかった場合に機密情報を公開する手口を用います。この調剤薬局グループは要求を拒否したため、実際に内部文書が流出したとみられています。
さらに、医薬品卸企業も標的となっています。今年2月には、ある医薬品卸売企業がランサムウェアによる攻撃を受けたことを公表しました。調査の結果、業務用サーバーを監視するためのノートパソコンを経由して不正アクセスが行われ、データが暗号化されたと考えられます。
こうした一連のサイバー攻撃の増加を受け、各業界ではセキュリティ対策の強化が急務となっています。特に医療・医薬関連の組織は機密性の高い情報を扱うため、徹底した防御策が求められている状況です。
こうした背景から、来年度の個別指導・立入検査ではセキュリティ対策のチェックが厳格化される見通しとなっています。
そこで本セミナーでは、薬局業界におけるサイバー攻撃の実態を掘り下げ、最低限必要な対策について解説。さらに最新の個別指導・立入検査の事例もご紹介し、明日からの薬局経営に活かせるノウハウをご提供いたします。
~このセミナーでわかること~
・薬局業界におけるサイバー攻撃の最新事例
・ランサムウェアによる二重被害の実態と対策
・個別指導&立入検査の最新事例と今後の対策
ぜひこの機会にご参加ください。
■開催日程:
3月5日(水)・6日(木)
昼の部 14:00~15:00/夜の部 19:30~20:30
■参加費用:無料
■参加特典: 令和6年度内に作成義務の規定・様式類 全23種 無料作成提供
■説明会方式:Zoomによるオンライン開催 ※入退室自由
ぜひお気軽にご参加ください。