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「あなたの調剤薬局」導入事例ー有限会社エンゼルウィング エンジェル薬局様

更新日:2023年7月20日

鹿児島県鹿児島市で開局20年を迎えるエンジェル薬局。


エンジェル薬局では昨年11月に調剤薬局向けの業務支援ツール「あなたの調剤薬局」を導入しました。


今回は、エンジェル薬局の鎌田会長に「あなたの調剤薬局」導入について伺ってきました。

エンジェル薬局 鎌田会長

エンジェル薬局のプロフィール


エンジェル薬局は鹿児島県鹿児島市の調剤薬局で、整形外科の門前薬局として位置しています。パートの方も含め4名の薬剤師が在籍し、月の処方箋受付枚数は1800枚程度です。


最近は在宅にも力を入れており、現時点で40~50名くらいの患者さんがいらっしゃいます。在宅に関しては今後もより強化していきたいと考えています。


「あなたの調剤薬局」を導入しようと思ったきっかけ


あなたの調剤薬局を導入したのは2022年の11月頃です。


導入のきっかけとなったのは、元々、地域支援体制加算を取りたいという狙いがあり、特に地域支援体制加算は1と2がありますが、エンジェル薬局では2を取りたかったので、算定要件を満たすために服薬情報提供料の算定強化を行う必要がありました。


そうなると、当然投薬後フォローをしっかり行わないといけないのですが、改めてエンジェル薬局の現状を見直してみたら、義務化されて1年以上経つにも関わらずほとんど行えていませんでした。


投薬後フォローは、厚労省の動きなどを見ていると今後ますます重要性が増してくると思いますし「今のままではいけない、体制を変えなければ」そんな風に思い、システム探しを始めたのが最初のきっかけです。


そこで5~6社程から様々なシステムの説明を聞いたのですが、その中のひとつが「あなたの調剤薬局」でした。

エンジェル薬局 店内

「あなたの調剤薬局」導入の決め手


各社から話を聞き、検討したのち最終的に「あなたの調剤薬局」の導入を決めたわけですが、一番の決め手となったのは自動で投薬後のフォローアップができる点です。


加えて、LINEのチャット機能を使ってフォローアップが行えるという点も魅力でした。


例えば、他社のシステムではフォローアップを行う際に患者さんにも専用のシステムを導入してもらう必要があり、手間に感じる部分も多かったです。


投薬後フォローというのは、以前は患者さんに電話をかけて、患者さんと話をして、状況を聞いてという流れで実施していましたが、どうしても患者さんに電話の時間を取らせてしまうし、薬剤師としては電話をかけたは良いけど、患者さんが出なかったりすると何回もかけなおす必要があったり非常に負担も大きく、効率が悪いと感じていました。


限られた時間と人員の中でそこがネックとなり、結果的にフォローアップがほとんど行えていなかった経緯があるので、患者さんも薬局側も負担の少ないLINEというツールで、かつ自動でフォローアップが行える機能はとても理にかなっているなと思いました。


あなたの調剤薬局のシステムで他にも良かったのは、トレーシングレポートも自動で簡単に作成できるという点や、あれこれ魅力的な機能が付いている割に導入コストも安かったですし、導入する上での条件も良かったです。


他のメーカーさんでも良いシステムはあったのですが、電子薬歴まで導入しないといけないなどの条件もあったので、総合的に見るとやはり「あなたの調剤薬局」がベストだと感じました。


「あなたの調剤薬局」を使ってみて良かった点


自動でフォローアップできる点は先ほど言いましたが、フォローの内容も薬の種類に応じて自動で変えてくれますし、バリエーションも豊富で助かっています。


予め質問内容が決まっていて、どんな薬が出てもいつも同じ質問しか出ないというのはフォローアップになっていないと思いますし、薬の効能や副作用も一つ一つ異なるので、やはり薬に応じた質問内容が必要だろうと思っていたので、そういった機能が備わっているのは非常に良かったです。


実際に導入して現時点で半年ちょっと経ちましたが、かなりの頻度で患者さんがLINEのお友達登録をしてくれるようになり、それを機に患者さんとのコミュニケーションも非常に良く取れるようになりました。


整形外科の門前なので、どうしても患者さんの年齢層は高いですが、LINEを使われている方は比較的スムーズにお友だち登録をしてくれますし、登録者数も順調に増えています。


登録頂いた方からは投薬後フォローや受診勧奨など、そういったご連絡に対し、助かったという感謝のお声もいただいています。


あと今力を入れているのは、オンライン服薬指導です。


あなたの調剤薬局では、特別費用がかからずにオンライン服薬指導が実施できるという点も魅力だと思っていて、導入を機にエンジェル薬局でも対応できるよう進めていましたが、サポート担当の方の助けもあり、ようやく始められるような環境が整いました。


厚労省も薬局業界のデジタル化を推し進めていますし、遠方の患者さん、あるいは通院できない患者さんが薬局まで来なくてもオンライン服薬指導を行うことによって解決する問題もあったりするので、今後より力を入れて患者さんに使っていただけるよう、告知していきたいと思っています。

エンジェル薬局 外観

今後の目標


今後の目標としては、もっと地域に根ざして活動していきたいというのがあります。

そうなるとやはり患者さんとの信頼関係やコミュニケーションはこれまで以上に強固なものにしないといけないですし、そのためには日頃のフォローが一番大切です。


そのフォローアップが薬剤師に負担がかからずできるようになったので、これはもう目標と言うより、確実にやっていかないといけないと思っています。


さらに元々の狙いであった地域支援体制加算2を取るためには服薬情報提供料の算定も回数が必要になるので、まずはそれをきっちりやっていくということが目先の目標ですね。


投薬後フォローのデジタル化にしろ、オンライン服薬指導にしろ、同地域の周りの薬局は、まだまだ同じような取り組みをされていないようなので、他に先駆けてという意味でも今後しっかり良い例が示せるといいなと思っています。


地域にしっかり根差していくことで、在宅に関しても個人宅だけでなく施設なども開拓できるといいですね。


あなたの調剤薬局 導入検討中の方に


あなたの調剤薬局の強みは、やはり一番は自動で投薬後フォローができるという点だと思います。今までは大変だった投薬後フォローが、こんなに簡単にできるのかと驚くと思いますよ。


今後ますます重要となってくるであろう投薬後フォローですから、それを今から着実にやっていき、算定要件が厳しくなってもクリアできるように準備されていった方がいいだろうと、交流のある薬局経営者や先生方にも勧めています。


正直に言うとこういうシステムは、既にいろんな会社さんから出ていますし、選ぶ基準はそれぞれだと思いますが、あなたの調剤薬局を実際に使ってみて、費用対効果が良いことははっきり言えます。


オンライン服薬指導も費用がかからずにできますし、サポートも非常にしっかりされていて、しょっちゅう何か質問していますが、その度に丁寧に教えてもらって助かってます。


投薬後フォローとオンライン服薬指導、ここを強化したいなら「あなたの調剤薬局」は、絶対役に立ちますし、導入して損はないです、というのは自信を持ってお伝えしたいですね。

エンジェル薬局 店内

まとめ


ここまで、あなたの調剤薬局を活用してくださっているエンジェル薬局鎌田会長のお声をお届けしましたがいかがでしたでしょうか。


対物から対人へと薬剤師の業務がシフトする中で、投薬後フォローとオンライン服薬指導に力を入れられているエンジェル薬局様は、まさに国が「薬局・薬剤師に望む姿」としてお手本になる姿勢だとお話を伺いながら感じました。


今後も弊社一丸となって薬局・薬剤師のみなさまのお力になれるよう邁進していきたいと思います。


「あなたの調剤薬局」導入に関して気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。


エンジェル薬局のみなさま、鎌田会長、ありがとうございました。

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