みなさんの薬局では、LINE活用できていますか?薬局業界にもデジタル化の波が押し寄せ、その一つとしてLINEを利用している薬局が増えてきました。
LINEは非常に便利なコミュニケーションアプリですが、まずは患者さんとLINE上で繋がる必要があります。
そこで本日は、より多くの患者さんにLINEでのお友だち登録をしてもらうための具体的な方法について深く掘り下げていきたいと思います。
これらの戦略をうまく活用すれば、業務の効率が向上し、患者さんとの信頼関係も深まるでしょう。
1.患者さんへの説明
まず最初に、LINEでの友だち登録の重要性とその利点を患者さんに明確に伝えることが大切です。
薬局・薬剤師がお友だち登録を通じてどのように価値を提供できるかを具体的に示すことで、患者さんは自分にとって有益なものだと認識しやすくなります。
例えば、「ご登録いただくと、お薬の服用方法や副作用、さらには健康に関する最新情報などを提供できます。また、新型インフルエンザやコロナウィルスなどの流行情報や、薬局の営業時間、休業日のお知らせをすぐに受け取れます」といった具体的なメリットを伝えることが効果的です。
2.効果的な広報活動を行う
次に、友だち登録の促進のための広報活動を行います。
登録を促すポスターやパンフレットを作成し、レジ前や薬局内の目立つ場所に設置してください。
ここでポイントとなるのがQRコードの活用です。
QRコードを掲示すれば、患者さんはその場でスマホを出してスキャンするだけで友だち登録が可能になります。これにより、手間を省きつつすぐに登録を進めることができます。
なお、ポスター、パンフレット、QRコードなどはLINE公式アカウントの管理画面から作成し、無料でダウンロードすることが可能です。
まだ使ったことのない方はぜひ活用してみてください。
3.直接声掛けをしてみる
当然デジタルツールの活用だけでなく、人間の声掛けが一番の効果を発揮することもあります。
患者さんが薬を受け取りに来た際に、薬剤師が直接友だち登録をお願いするのも有効な手法です。
その際には、「お友だち登録いただくと、私たちと直接お薬の情報についてやりとりできます。また、限定のイベントやキャンペーン情報や健康に関する情報も提供できます」というように、具体的な利点を示すことが大切です。
4.特典の提供を考える
お友だち登録者への特典を提供することで、お友だち登録のインセンティブを高めることができます。
例えば、登録者限定のクーポンを提供したり、健康セミナーやイベントのノベルティを与えるなど、具体的な特典を考えてみてください。
これにより、患者さんは自分にとって何か得があると感じ、お友だち登録を進めやすくなるでしょう。
5.投薬後フォローアップは必須
そして最後に、お友だち登録をしてくれた患者さんへの投薬後フォローアップは必須です。
投薬後にきちんとお薬を飲めているか、副作用は出ていないか、困ったことはないかをきちんとフォローアップしましょう。
また定期的に有益な情報を提供することで、お友だち登録者に対する価値を継続的に示し、患者さんとの関係性を深めていけます。
また、患者さんからの質問に対してはできる限り迅速に返信し、双方向のコミュニケーションを心掛けてください。これにより、患者さんご自身がその便利さを体感し、周りの人々にも推奨する可能性があります。
調剤薬局がLINEお友だち登録者数を増やす方法 まとめ
以上、LINEのお友だち登録者数を増やすための5つの具体的な戦略をご紹介しました。
これらの方法は一度に全て試す必要はありません。
薬局の特性や患者さんの特性に応じて、最適な方法を選択し、その効果を見ながら調整していきましょう。
LINEの活用は、調剤薬局における情報伝達の効率化だけでなく、患者さんとの信頼関係構築にも大いに寄与します。ぜひ、試してみてください。
また、投薬後フォローアップを一人一人行う余裕がないというケースや、その他の方法についてやっているけど上手くいかないというケースもあるかと思います。
「あなたの調剤薬局」では、LINEを活用した投薬後フォローアップを自動で行える機能があります。また、お友だち登録者の増やし方についても、専任のスタッフがさらに具体的にサポートいたします。
気になる薬局・薬剤師の方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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